幸せの引き振袖で華麗☆あでやかさ際立つ花嫁姿
2017年 07月 19日
挙式と披露宴で、吉祥文で彩られた引き振袖をお召し下さいました。
2017年春の吉日ご婚礼 ☆ 東京都 W様
改めましてご結婚おめでとうございます!
☆
息を呑むほどあでやかで、
お幸せのオーラをまとった優美な着姿は
まさに洗練と気品を感じる美しさです。
松竹梅に扇面、そして宝尽くしと四季の花々が一面に描かれた、
ご婚礼の晴れの日に纏って頂くに相応しい引き振袖です。
あでやかで匂い立つような華やかさと
凛とした着こなしが絵の様に心に残ります。
松竹梅や亀甲とともに散りばめらているのは、、
福を招く吉祥の文様の宝物の図柄。
(打ち出の小槌・如意宝珠・丁子(ちょうじ)・
金蓑・隠れ傘・隠れ傘・宝剣・宝珠・七宝・・)
これらは夫婦円満、豊かさ、願いの成就などを
象徴するおめでたい吉祥の文様です。
古(いにしえ)より伝わるハッピーモチーフは
幸せを呼ぶ図柄、今もこれからも
おふたりの行く先を守護してくれることでしょう。
大正後期の重厚な丸帯です。
鶴の図柄が色とりどりの配色で美しく織り出された、
現代の技法を遥かに凌駕した芸術的なアンティークの逸品。
後姿もパーフェクトな装いです。
少しルーズさを出したナチュラルなまとめ髪に、
柔らかなアイボリーのヘッドドレスがマッチしたヘアは
キュートな洋髪のスタイルのお手本にしたいですね!
☆
元々は白無垢で神前式をと考えていらっしゃったというW様。
この引き振袖を目にされてから、
会場選びまでの経緯と当日のご様子をお聞きし、
なんといいますか・・もう着物屋冥利につきました。
身に余るお言葉に心より感謝申し上げます。
☆
「・・・・お借りした引き振袖は挙式から着用させて頂きました。
日本人の正装として着物で挙式をしたいという気持ちから
当初は白無垢で神前式をと考えておりましたが、
挙式会場を探す前にそれいゆさんのHPでこちらの着物を見つけ、
この着物に合うことを前提で和モダンな会場を探しました。
結果、和装人前式という形で式を挙げることとなり、
式から披露宴の中座まで長く引き振袖を着ることができました。
自然溢れる挙式会場、モダンな披露宴会場にとても良くあっていたと思います。
最初は私がウェディングドレスを着ると思っていた友人も多く、
引き振袖での登場はサプライズだったようです。
そして着付けさん、会場スタッフからゲスト、親族まで、
本当に多くの方々に着物を褒めていただけました。
先日、久しぶりに会場へ行ったのですが、その際にも当日のスタッフの方に
「あの時のお着物が本当に素敵でした!」と言って頂けました。
お着物はダイレクトプランでの申し込みで試着はしませんでしたが、
数々の吉祥文様を散りばめた着物であること、
帯も大正後期のアンティークであることなど
メールでお伝え頂く度に心ときめかせながら当日を待つことができました。
帯は柄ができるだけ見えるよう、立て矢結びにしてもらいました。
筥迫もアンティークで、お花のついた懐剣はとても可愛らしく
介添えさんからも「こんな懐剣みたことない!」と絶賛されました。
写真を見返しても、本当にこの着物を着ることができてよかったと改めて思います。
拝見している私たちも笑みがこぼれます。
当日の素晴らしいお写真を拝見させて頂き、
本当に嬉しく光栄の限りでした。
おふたりの幾久しいご多幸と
ご両家の益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。