受け継がれる伝統の衣裳で彩る、美しき花嫁姿
春うららかな吉日、ご婚礼をお迎えになられたお客様の晴れやかな花嫁姿のお写真を
ご紹介させていただきます。

晴れの日のお衣裳に選んで下さったのは、黒地に大小の菊花文がメインに描かれた
昭和初期のアンティークの婚礼振袖。
菊花の文は、皇室の紋章としても知られるように高貴な象徴として、
また古来より長寿を表す吉祥の図柄として
季節を問わず愛されているおめでたい図柄です。
黒地ベースの中に全体に暖色系のかわいらしい色使いで描かれており
清楚で可憐な花嫁様にとてもよくお似合いです。
凛とした深い眼差しが美しく、その着姿は気品に溢れています。

2013年3月吉日ご婚礼 名古屋市 Y様
可愛い花嫁様と優しそうなご主人様、和装の素敵なご新郎ご新婦。
おふたりのこの上ない笑顔に
ご親族の方々、ゲストの皆さまも幸せな時間を共有されたことと思います。
本当におめでとうございます!
今回、素敵なお写真とともにお衣裳にまつわるエピソードも教えて頂き、
大切な晴れの日に私共の婚礼振袖をお召しいただけたことに深く感謝するとともに
大変嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございます。
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私が『引き振袖を着たい!』と言っても頭に?マークがたくさん。
それいゆさんに一緒に伺って実際に着物を見せても『イメージが湧かないわ』と言う始末…
それでも、私の花嫁姿を一番楽しみにしてくれていたのも母でした。
当日、和の雰囲気の漂う会場での挙式。
花嫁支度の途中で母が部屋に覗きにきました。
『のりちゃん、とってもかわいいよ!』
そのひと言で私は、今日の日が始まったという気持ちになりました。
スタイリストの方も、『こんなに素晴らしいお着物をお着付けできるなんて光栄です。』とお褒め下さり、
個人的に写真を撮りたいと何枚もスマホで写真を撮って下さいました。
何だか、照れくさい気持ちと誇らしい気持ちが入り交じったとても幸せな時間でした。
結婚式が終わったあと、お姑さんにも『会場の雰囲気にぴったりで本当に素敵なお嫁さんだったよ!』と
言っていただき、ただただ感無量でした。
実は母の夢を叶えてあげたいと、白無垢での後撮りを検討していたのですが、当日の結婚式が
私も主人も、そして両家の家族も大満足だった為、後撮りの話はなくなりました(笑)。
大学生の時に、アンティークきものの美しさに魅せられ、私の着物人生は始まりました。
『KIMONO姫』はもちろん…全巻持っています!
それいゆさんが、まだアンティークきものの販売もされていた頃から何度か足を運んでいました。
いつからか婚礼衣裳をレンタルできると知り、私が花嫁さんになることがあれば絶対にそれいゆの引き振袖を
着るんだ、と心に決めていました。
結婚式で私が唯一わがままを言うとしたら、その一点だけです(笑)。
当時の職人さんが、まごころを込めて作ってくれたお振袖。
どんなお嬢さんがお袖を通してきたのかなーなんて、自分の結婚式を終えた今、考えたりします。
これから、このお振袖で人生の特別な記念日を迎える方もいらっしゃると思います。
時代を越えて、時間を越えて、このお振袖を通じ『彼女たち』と幸せを共有できることに感謝します。
そして、こんな素敵なお衣裳を私の手に渡して下さったことに御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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数々の素敵なお写真と光栄なメッセージ、そして伝統の衣裳に対する深いご理解に
心より感謝いたします。
お幸せな結婚式を挙げられたかつての花嫁から、現代の花嫁へと
時代を超えて受け継がれる日本の美しき花嫁衣裳。
それは人生の最高の幸せな瞬間とたくさんの祝福のオーラがぎゅっと詰まった
まさに「しあわせの振袖」。
私たちも日本の女性の誇り高き、美しきレガシーをこれからもいっそう
多くの方々にお伝えできればと思います。
のりちゃんとご主人さまの
幾久しいお幸せをこころよりお祈りしています。
本当にありがとうございました。

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